週末を愛車と過ごすセカンドハウスは限られた予算で最高のクオリティを実現。

長年の経験と確かな技術に基づき、
一つひとつ工夫を凝らしてコストダウンを図る
コストを大きく抑えられたのは、まずFさんの環境が大きいですね。この家は当面はFさん一人で暮らす予定なので、部屋を細かく区切らず、余計な装飾は一切省いたシンプルな形でまとめることができました。ファミリーの場合、なかなか難しい点もあるでしょうね。例えば、キッチンのカウンターはRC造の躯対工事に含んで施工し、カウンターの下には市販のキャビネットを購入してもいました。内装も壁や天井は打ち放しで、床は材木屋に切ってもらった無垢材を使い、極力、材料費や人件費など抑えるようにしています。でも、すべての項目でコストカットをはかるのではなく、屋根には断熱性の高い防水材を施したり、建具はデザイン性を意識して選ぶなど優先順位をつけています。さらに、F邸は構造計算を必要としない、床面積200㎡以下の平屋建てにしたことも大きいですね。これにより、時間もコストも大幅に削減できました。




コストダウンは施工側の努力次第。そして、そこには長年の経験と確かな技術がないとできません。コストが抑えられても、肝心の住み心地やデザイン性、見た目の美しさが損なわれてしまっては意味がないですから。今回は特に内装がコンクリート打ち放しなので、表面の仕上げの美しさには注意を払っています。
コストダウンは事前にデメリットを説明した上で、Fさんのように「かっこいい」と思ってくれる施主の理解がないと難しいですね。

